平泳ぎのキックは大きく2つに分かれます。

初心者が最初に覚えるキックはウェッジキックといいます。

そして慣れてきたらウィップキックをというやり方をします。



では平泳ぎのウィップキックはどのようにすればいいでしょうか?




まずは解りやすいようにウェッジキックから説明します。

ウェッジキックの特徴は足を引いてくる時に

ヒザを外側に広げながらかかとはひっつけるつもりで引いてきます。

そして蹴り出す時に足を回しながら水を蹴り出します。

足の引く時の動作がカエルの足に似ている事から

カエル足とも呼ばれています。





それに対してウィップキックは、

足を引く時にヒザをあまり開かずに内側に向けます。

その時にかかとの位置はヒザよりも外側になっています。

後ろから見ると・・・Wみたいに見えます。




そこから蹴り出す時に後ろへ押し出すような感じで蹴り出します。

ウェッジキックと比較しますと、かなりコンパクトな蹴り方となっています。




ウェッジキックよりもウィップキックの方が

より競泳的な蹴り方だと言えます。

ただ、筋力や柔軟性がないと、膝の内側に負担がかかります。




もし、ウィップキックをマスターするのであれば、

最初にウェッジキックをしっかりとマスターしてからするようにして下さい。

平泳ぎの足首を曲げるという動作はウィップキックより

ウェッジキックの方が覚えやすいからです。