個人メドレーを泳ぐ選手は4泳法をまんべんなく泳げる人が多いです。

そんな人たちでも得意種目や不得意種目もあります。

では、個人メドレーの選手はどの種目が得意ですか?



これは人それぞれタイプが違いますので一概には言えませんが

一般的には平泳ぎが得意な人が個人メドレーには向いていると言えます。


理由は平泳ぎが4泳法の中で一番遅い種目であるので

ここをどれだけ短い時間で泳ぎ切るかで大きな差が出ます。




個人メドレーで一番大きなタイム差が生まれるのがこの平泳ぎですので

ここを得意としている人は個人メドレーを泳ぐのが速い人が多いです。




2014年現在で日本でも世界のトップクラスで活躍する

萩野公介選手・瀬戸大也選手は得意・不得意種目がそれぞれ違います。


萩野選手は背泳ぎと自由形が得意で、バタフライと平泳ぎがやや苦手です。

瀬戸選手はバタフライと平泳ぎが得意で、背泳ぎと自由形がやや苦手です。


ここに書いているやや苦手というのは世界レベルと比較した時のことであって

実際には2人とも苦手種目でもかなりレベルの高い泳ぎをします。



上記で書いた通り得意種目は個人によって異なりますが

苦手種目でいかに他の人と差を作らないかが、より速く泳ぐ為のポイントになります。